Last updated 2023-02-28

庄司さとし 

Satoshi Shoji
オーボエ奏者
ダブルリード系スタジオ・ミュージシャン

 北海道夕張市生まれ。中学生の頃リコーダーを習っていた遠藤一巳氏の勧めでオーボエを始め、札幌交響楽団首席奏者の故高橋史郎氏に師事する。国立音楽大学卒業。故丸山盛三氏に師事し、大学在学中新星日本交響楽団へ入団。以後東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者を歴任し20数年間年間在団した。
 
 1980年代から2005年まで古楽器奏者としても活動し、多くの古楽器演奏団体に参加している。
 
 オーケストラ退団後はフリーランスとして全国各地のオーケストラへ客演首席奏者として招かれたりもするが、主な活動の場はスタジオ·ミュージシャンとしてクラシック系からポップス系へ移行。
 
 参加したアルバムやサウンドトラックは数百枚に及ぶ。故服部克久氏とは東京ポップスオーケストラ、音楽畑などを通して深い関係を築く。さだまさし、槇原敬之、椎名林檎、南こうせつ、スキマスイッチ、いきものがかり、Kanら多数のアーティストのサポートミュージシャンとしてツアーやレコーディングに参加。ライブハウス出演多数。
 
 オーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン、バスオーボエだけではなく近年はショーム、ドゥドゥク、ズルナ、シャハナイ、ソナーなどダブルリード系民族楽器に他リコーダー、ティンホイッスル、オカリナ奏者としても数多くクレジットされている。

 ソロアルバム「極旋」、世界的にも珍しいイングリッシュホルン&バスオーボエとパイプオルガンによる「トリステ」をリリース。
 
 文化庁派遣在外研修員としてニューヨークへ留学。ジョン·フェリロ氏(メトロポリタン歌劇場管弦楽団首席、現ボストン響首席)に師事。渡米中はニューヨーク近郊で盛んに演奏活動を行う。
 
 これまでの公演は全国すべての都道府県、海外はロンドン、マドリッド、ベルリン、ウィーン、リンツ、プラハ、リヨン、ニューヨーク、北京、大連、釜山、ソウルなどの都市数十か国に及ぶ。沖縄県立芸術大学音楽学部、日本大学芸術学部音楽学科、フィリス女学院大学各非常勤講師。
 

オーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルン、バスオーボエ、ティンホイッスル数本